2019/12/22 16:20
保湿ケアとは角質層に水分が保たれている状態を目指します。
角質層は約80％がたんぱく質でできていて、約20%が水分を含んでいます。この20％の水分がしっかりと保たれた状態になることが、保湿された肌となります。
この20%の水分量が蓄えられている角質層はハリやキメの整った潤いのある健康な肌の土台となります。
20%の水分量を蓄えるには、3つの要素でできている水分が保たれた肌状態をキープする事が重要です。
保湿のための3つの要素とは何か？
【肌のバリア機能とされている3つの要素】
①NMF(天然保湿因子)
NMF(天然保湿因子)は肌に潤いを蓄え、肌の弾力を保つ役割をしています。
④角質細胞間脂質
角質細胞間脂質は主にセラミドのことで、角質細胞と角質細胞の間を埋めることで、水分の蒸発を防ぐ役割をしています。
③皮脂膜
皮脂膜は皮脂と汗が混ざってできた膜のことで、自ら水分の蒸発を防ぐクリームの役割をしています。
・NMF(天然保湿因子)によって肌に潤いを保ち
・角質細胞間脂質が隙間を埋め
・皮脂膜によって水分の蒸発を防ぐこと
により
肌に最適な20%の水分量を保つ理想的な保湿要素が成り立っているということなのです。
